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2019年06月30日

仕上がりに関わる大切な工程

こんにちは!

RESH三軒茶屋店、村山です。

本日は仕上がりの写真無しでお送りします(笑)。

皆様は、靴底の張り替え、「オールソール」の工程を見た事がありますでしょうか??

興味がある人もいるようなので、部分的に少しずつご紹介します。
今回はのテーマは「糸貫き」!!


糸貫き1(オールソール)

はい!靴底を剥がした状態ですね!

靴修理(糸貫き)オールソール

↑アップにしてみました。
糸を取り、同じ穴に向かって、糸を入れなおしたいので、とても大切な作業になります。
すべて手作業で抜いていかないといけません。
そして大抵は糸も革も劣化しておりますので、綺麗には取れなくなっております。

力を入れ過ぎると、革(ウェルト部)を痛めてしまいますので、時間を掛けるしかなく・・・。
根気のいる作業ですね。



*残念ながら、サボる修理屋さんがあるようです。
糸が残っていても、お構いなしに、上から縫い直しをしているのを何度も見かけております。
皆様、見た目に大きく関わる部分ですので、靴修理は、信頼できるお店にお願いしてくださいね!


さて、ここから糸を抜いてスッキリさせます。
オールソールの工程、糸貫き


抜いたら、後はコルクを詰めなおして、革(ミッドソール)を張って、縫い直しという作業に入ります。
ミッドソール

ミッドソールです。


アウトソール

更にそのあとにアウトソールも張り付けていきます。


以上です。
こうやって考えると、自分たちの仕事は、実に手間の掛かる工程があるなと感じます(笑)。


以上、本日のブログでした!!


村山裕一





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